どんなところ?
①シルバー人材センターとは
高齢社会のなかで、健康で働く意欲のあるおおむね60歳以上の方が知識、経験、技能等を活かし、高齢者にふさわしい就業を通じて、社会参加することにより『生きがい』を得て、ひいては地域社会の活性化をはかっていこうという目的でシルバー人材センターは運営されています。- 法的根拠
- 「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」に基づき、都道府県知事の許可を受け、国、地方自治体の援助により運営される公益法人です。(社団法人が基本)
- 目的
- 定年退職者等の高年齢者に、臨時的・短期的な就業機会を提供すると共にボランティア活動等の社会参加を通じて高年齢者の健康と生きがいのある生活の実現と地域社会の発展に貢献することを目的にしています。
- 事業内容
-
- ①臨時的かつ短期的な就業又はその他の軽易な業務に係る就業を希望する高年齢者のためにこれらの就業の機会を確保し、及び組織的に提供すること
- ②臨時的かつ短期的な就業又はその他の軽易な業務に係る就業を希望する高年齢者のために無料の職業紹介事業を行うこと ③高年齢者に対し臨時的かつ短期的な就業又はその他の軽易な業務に係る就業に必要な知識及び技能の付与を目的とした講習を行うこと
- ④上記を通じて高齢者の生きがいの充実及び社会参加の推進を図るために必要な事業を行うこと
②シルバー人材センターの理念、歴史・概要
シルバー人材センターは、任意的な就業を希望する高齢者に民間事業所、一般家庭、官公庁等から有償で引き受けた仕事を提供することによって、高齢者の社会参加の機会と生きがいの充実を図るとともに、地域社会に貢献することを目的として設立した公共性の高い公益法人です。 昭和55年12月、本事業が国の施策として全国的に推進されることに伴い平成3年10月に牛久市ミニシルバー人材センターとして設立しました。 さらに、平成10年4月に法人化されたことに伴い、社団法人牛久市シルバー人材センターとして、高齢社会の一翼を支える団体として重要な役割を担って活動を続けています。③センターの仕組みと就業システム
センターは公共的・公益的な団体です。営利を目的としていません。 仕事の受注はセンターが行います。受注した仕事は入会している会員に提供します。 会員は働いた仕事の内容(量又は質)に応じて、その対価を『配分金』としてセンターから受け取ります。 会員の皆さんはひとりひとりの事業者という立場でセンターや仕事を提供した発注者等とも雇用関係をもちません。- 就業形態
- ①仕事はセンターが請負またぱ委任の形で引受け、責任もセンターが負います。 会員の故意、重大な過失による損害についてはその限りでありません。
- ②会員とセンター、会員と就業先との間に雇用関係は生じません。
- ③就業に際しての指示・命令はすべてセンターが行います。