Q&A
- Q.どんな仕事が早くみつかりますか?
(どんな仕事が多く、またどんな仕事が少ないですか?) - A.軽作業(屋内外の清掃)は、受注が多い仕事ですので比較的早く仕事に就ける可能性があります。また、事務系の仕事などは、極めて受注が少ない上に就業希望者が多くて、なかなか仕事に就けません。
- Q.就業現場への往復の交通費はどうなりますか。
- A.交通費の支払いはありません。請負・委託の就業ですから、交通費は原則として配分金に含まれています。センターが契約を結ぶ際、交通費を勘案して契約しますので、原則として交通費の支払いはありません。
- Q.センターの仕事で就業中に事故があった場合、病院での対処方法を教えて下さい。
- A.各自の健康保険証によって治療を受けることになっております。
シルバー人材センターと会員との間には「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律第47条」によって雇用関係がないことから、労働関係法規(労働基準法・労働者災害補償保険法・労働安全衛生法等)の、一切の適用がありません。従って、会員が仕事中に負った傷害等も、すべて自己傷害として、各自の健康保険証によって治療を受けることになっております。
なお、仕事中や往復途中の傷害事故は「シルバー保険」の対象となりますので、すみやかにセンターに連絡して下さい。 - Q.会員として、就業上、その他の悩みなど相談する機関はありますか
- A.あります。センターでは、会員の皆さんの仕事上の悩みはもちろん、その他の相談事も気軽に応じられるようになっております。
- Q.ほかでも仕事をしていますが、センターの仕事と両立しますか。
- A.両立できません。センターは、職業生活を引退した高齢者が、自分自身の生きがいや、健康維持、追加収入を得るため、就業活動をする場です。
従って、現在、仕事(雇用や自営)をしている人は、入会できません。入会後そのような状態になった人も退会していただきます。
また、仕事でなくとも、定期的に決まった日に何らかの制約のある人も、入会はできますがローテーションによる仕事などは無理になりますので、仕事できる範囲はおのずと狭くなります。 - Q.ひとつの仕事はどのくらいの期間働けるのですか。
- A.センターの仕事は、センターと発注者との契約が最長でも、1年(年度内で終了)
で終了します。したがって、センターから仕事を提供された会員は、最長で1年間ということになります。それ以降は、再び発注者との契約が締結され、それまでの仕事の状況や、健康状態に問題がなければ、さらに1年間仕事の提供を行います。 - Q.ローテーション就業について教えて下さい。
- A.ローテーション就業は、ひとつの仕事を複数の人が交替で就業することを言います。
センターの就業は、1人の会員で仕事をすることよりも、少しでも多くの会員に就業機会を広げる、ワークシェアリングを優先します。また、そうすることによって、突然の用事や体調不良により就業予定者が休む場合も、他の休みの人が補うことにより、発注者に迷惑をかけずに仕事が続けられる利点もあります。 - Q.センターで収入があった場合、厚生年金カットの対象になりますか。
- A.カットされません。厚生年金保険給付における所得制限の対象は、厚生年金保険に加入している事業所から受ける給料、俸給、手当などの所得(標準報酬)だけですので、配分金はこのいずれにも該当しないため、老齢厚生年金の所得制限の対象となりません。
- Q.センターで得た配分金の所得税はどうなりますか。
- A.配分金も基本的には所得税の対象となります。ただし、配分金は租税特別措置法によって「雑所得」とみなされ、一定の金額が必要経費として控除されます。
他の収入も含めて、この金額以上の収入のある方は確定申告をしなければなりません。
詳細は毎年申告時期にセンターからお知らせします。